介護の仕事に携わる女性にとって、仕事との両立における悩みはまだ多いと思われます。まだまだ子育て途中の人も多く、夜勤や早出などの不規則勤務の中、学校行事、家事など、家庭での役割も果たさなくてはなりません。
また、40代頃に差し掛かれば、親の介護に直面することもあります。仕事をしながらプライベートでも忙しくなる世代です。どれも完璧にこなすのは無理なことですので、配偶者や家族で話し合い、役割分担をしながらゆったりと構えたほうがいいでしょう。
また、子供にも、ある程度家事を手伝ってもらったり、おじいちゃんおばあちゃんのところに遊びに行ってもらったりして、家族間で助け合いながら過ごすことも欠かせません。
女性の中には、40代で更年期を向かえる人もいます。そうなると、体調面でも差し障りがでてきます。どうしても体調の悪いときは、少し休んでみたり、家族の助けを借りたり、またリフレッシュのために一人でどこかに出かけるなどしてみるのもよいでしょう。少し街をぶらつくだけでも違います。気の合う友人と、お茶をするだけでも良いです。悩みがあればしっかり話をして、ためこまないのが一番です。
介護の仕事で、認知症の方、病気や障害を持った方と接する際、仕事とはいえ、精神的に滅入るときもあります。そんなストレスはためこまず、家族や親しい友人と楽しい時間を過ごして発散することが大事です。こまめなストレス発散が、またより良い介護を提供することに繋がります。そうした理由からも、どんな時も頑張りすぎず、自分のペースを守りながら毎日を過ごすことが大切です。